せんべいに含まれる塩分の秘密と、ご馳走!魔法の低塩分せんべい

濃い味が好きすぎて塩分制限を余儀なくされている方や
高血圧遺伝で、塩分制限を渋々している方は、数えきれないほどいるでしょう。

せんべいに含まれる塩分はどのくらいありますか?

良く聞かれますが、煎餅に含まれる塩分は煎餅屋によって相当違います
実際には、どの位の塩分があるのでしょうか。

およそ1枚につき、2.0g~0.1g位まで様々です。

塩分制限されている方が絶対に食べてはいけないせんべい

  1. 塩せんべい
  2. 2度漬けせんべい
  3. 薄口しょうゆせんべい

<理由>
 もともと塩分とは、塩の事です。塩の味付け自体がNGです。
また、2度漬けは醤油を更につけるわけですから、醤油にある塩分も2度漬けという事になります。
醤油の中で塩分が一番あるのは、薄い色の薄口醤油です。意外ですが、濃い口しょうゆより塩分があります。

煎餅屋によって、せんべいに含まれる塩分量が違う仕組み

味付け機械で味付け

機械で焼く煎餅屋は、味付けも機械で行います。
大きな金属のざるのようなモノの中に、焼き上げたせんべいを沢山入れ
醤油の中に、ざぶ~んと入れます。
各煎餅屋によって、醤油の味付けが違うのですが、とろみをつけるために片栗粉を醤油の中に入れたり
化学調味料を入れることで、焼きあげたせんべいに、醤油がまんべんなく絡みついたりします。
中には醤油を2度漬けする煎餅屋もあります。

ドラムで味付け

ドラムと言って、機械の中にたくさんの焼きあげた煎餅を入れて、年末くじの様にぐるぐる回しながら醤油をつけます。
もちろん、まんべんなく味はしっかりと、つきます。

手焼せんべい、トングで1枚1枚味付け

1枚1枚味付けすることはとても手間がかかりますが、1枚ずつ味付けすることで余分な醤油は丁寧に落とせます

手焼せんべい、刷毛で1枚1枚味付け

手間はかかりますが、うす~く醤油をつけることで極少量の醤油で済みます。
もちろん塩分は最小になるでしょう。

上記でお分かりの通り、味付けの醤油や味付け方法で、塩分の量はコントロールできます。
つまりは煎餅屋によって、「せんべいの塩分」は変わるのです。

減塩を強いられている人の心の本音

減塩しなくてはならないことはわかるが、減塩をして、さして美味しくもないものを食べながら長生きするくらいならいっそ、自分の好きなものを食べて、結果少々寿命が短くなっても本望・・・が正直な本音ではないでしょうか。

まとめ

塩分制限されていても、低塩分の美味しいせんべいはある

諦めなくても、醤油の味付け次第では、Low saltローソルトのせんべいは作れますし、あります。
お気に入りの煎餅屋に、うすく刷毛で塗ってもらえば美味しいせんべいが食べれるんです。
更に、もっともっと、制限をしなくてはならないなら、片面だけに醤油をぬってもらい
醤油がついている片面を、味覚がはっきりしている舌側にして食べればいいのです。
それでも更に塩分制限をしなくてはならないのであれば、全く塩分のない
「素焼きせんべい」を食べればいいのです。

何も減塩醤油ばかりではなく、塗り方を工夫してくれる、あるいは健康上の理由を理解してくれる煎餅屋を見つけオーダーしたり
そういった健康面を考えて作っている煎餅屋を見つければいいだけなのです。

諦めないでください。
塩分制限されていても、美味しく食べれる煎餅はあるのです。

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